原油等調達多角化法案 「指定水路」の利用の合理化に取り組む事業者に交付金 原資は石油製品の製造・輸入業者の納付金

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テーマ:国会・エネルギー|出来事:2026年10月5日(所信表明演説)〜2026年10月13日(法律案の提出)〜2026年10月22日(衆議院の経済産業委員会に付託)〜審議中|最終更新:2026年10月31日

このページの法律案の中身は、経済産業省の発表(2026年10月13日)の字です。首相の演説は国会会議録の字です(# は会議録の発言番号)。2026年10月25日の時点で、この法律案を審議した会議の会議録は0件です。

要点

  1. 内閣は2026年10月13日、原油などの輸送の経路を分ける法律案を国会に出しました。件名は「原油等の安定的な輸送の確保のための指定水路の利用の合理化に関する法律案」で、経済産業省は「原油等調達多角化法案」と呼んでいます。衆議院では10月22日に経済産業委員会に付託され、10月25日の時点で審議中です。(資料01・02)
  2. 経済産業省は、背景にホルムズ海峡の状況を挙げています。発表は「今般の中東情勢の変化によって、長期間にわたって原油タンカーが事実上ホルムズ海峡を通ることができない状況が生じました」と書き、平時から調達先や輸送経路を分けて、特定の経路に頼る度合いを下げることが重要だとしています。(資料02)
  3. 仕組みは、交付金と納付金です。発表によると、指定水路の利用の合理化に取り組む事業者に、その費用を交付金で支援します。原資として、指定石油製品の製造・輸入業者に納付金を求めます。発表は、これで「危機時と平時のリスク・コストを平準化する」としています。どの水路を「指定水路」にするかは、発表には書いてありません。(資料02)
  4. 高市首相は10月5日の所信表明演説で、この制度に触れていました。「まずは、原油等の特定経路への依存の低減など、調達先の多角化とリスク低減を徹底することにより、我が国のエネルギー調達基盤を抜本的に強化するための制度を整備します」。(資料03)

根拠

経済産業省の発表にあること

項目発表の字出典
呼び名原油等調達多角化法案資料02
背景長期間にわたって原油タンカーが事実上ホルムズ海峡を通ることができない状況が生じた。特定の輸送経路への依存度が高いことのリスクが顕在化した資料02
交付金指定水路の利用の合理化に係る取組を行う事業者に、指定水路の利用の合理化に要する費用を支援(交付金の交付)資料02
納付金原資として、指定石油製品の製造・輸入業者から納付金の納付を求める資料02
ねらい輸送経路の多角化を進め、危機時と平時のリスク・コストを平準化する資料02
同じ日に閣議決定した法案原油等輸送保険法案(閣法12)・JOGMEC法改正法案(閣法13)。3つで「資源確保関連3法」資料02

資料

番号資料種類確かめた日
01衆議院「閣法 第222回国会 11 原油等の安定的な輸送の確保のための指定水路の利用の合理化に関する法律案」議案審議経過情報
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/keika/1DE34F6.htm
公式資料2026-10-25(衆議院の受理 2026年10月13日・付託 10月22日 経済産業委員会。審査終了・審議終了の欄は空)
02経済産業省 ニュースリリース「「原油等の安定的な輸送の確保のための指定水路の利用の合理化に関する法律案」、「特定貨物保険契約及び特定船舶保険契約の履行の確保に関する特別措置法案」及び「独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構法の一部を改正する法律案」が閣議決定されました」2026年10月13日
https://www.meti.go.jp/press/2026/10/20261013001.html
公式資料2026-10-25(ページの本文を読んだ)
03国会会議録 衆議院 本会議 2026年10月5日 #23(高市内閣総理大臣の所信表明演説)
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122205254X00120261005/23
会議録2026-10-25
04国会会議録検索システム
https://kokkai.ndl.go.jp/
会議録2026-10-25 19時台に、会議の一覧の API で第222回国会を検索。28件。発言の API で第222回国会・語「ホルムズ」は0件、「原油」は1件(資料03)

国会のやりとり

字は国会会議録のとおりです。[中略]の所は、会議録の字を省きました。

2026年10月5日 衆議院 本会議(所信表明演説)(資料03)

高市早苗 内閣総理大臣 #23

[中略]まずは、原油等の特定経路への依存の低減など、調達先の多角化とリスク低減を徹底することにより、我が国のエネルギー調達基盤を抜本的に強化するための制度を整備します。[中略]

法律案そのものを審議した会議の会議録は、2026年10月25日の時点でありません(資料04)。演説は法律案の提出より前のもので、演説の字には法律案の件名は出てきません。

経過

日付出来事出典
2026年10月5日高市首相が所信表明演説で、調達先の多角化の制度を整備すると述べた資料03
2026年10月13日閣議決定し、国会に提出(衆議院が受理)資料01・02
2026年10月22日衆議院の経済産業委員会に付託資料01
2026年10月25日現在衆議院の審査終了・審議終了の欄は空資料01
この後委員会・本会議の採決と会派の賛否は、衆議院の記録に載ったらここに足します資料01

訂正の記録

なし

確かめた所と読むときの注意

確かめた所

読むときの注意

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