中道と国民民主の政治資金規正法改正案 企業・団体献金を受けられる政党支部は都道府県ごとに1つ 同じ政党への献金は総枠の5分の1まで

テーマ:国会・政治とカネ|出来事:2026年3月2日(提出)〜2026年6月15日(趣旨説明)〜2026年7月24日(閉会中審査の申出)〜2026年10月5日(第222回国会で付託)〜審議中|最終更新:2026年10月31日

企業・団体献金を受ける支部を都道府県に1つとする法案|5分の1 同じ政党への年間の献金の上限(総枠に対して)

法律案の中身は、衆議院のページに載っている法律案の本文と要綱の字です。国会の発言は、国会会議録の字です(# は会議録の発言番号)。2026年10月25日の時点で、第222回国会の会議録のうち、この法律案を審議した会議は0件です。

要点

  1. 中道改革連合・無所属と国民民主党・無所属クラブは、第221回国会に、企業・団体献金の決まりを厳しくする政治資金規正法の改正案を出しました。提出者は落合貴之議員ら5人です。企業・団体献金を禁止する案ではなく、上限と受け取る側の制限を足す案です。(資料01・02)
  2. 企業・団体献金を受けられる政党の支部を、都道府県ごとに1つの「指定政党支部」に限ります。政党は、都道府県の区域を単位とする支部を区域ごとに1つだけ指定でき、総務大臣に届け出ます。総務大臣は届出を公表します。(資料02)
  3. 企業・団体が同じ政党(または同じ政治資金団体)にできる献金は、年間の総枠の5分の1までにします。政党と政治資金団体以外の政治団体の寄附には、年間1億円の総枠を新しく作り、同じ政治団体への寄附は年間2,000万円までにします。要綱は、いまの個別の上限を「5000万円」と注記しています。(資料02)
  4. 第221回国会では、ほかの2つの政治資金の法律案と一括して審査され、閉会中審査に回りました。2026年6月15日に落合議員が趣旨を説明し、7月24日に委員会が閉会中審査を議長に申し出ることに決めました。第222回国会の10月5日に、政治改革に関する特別委員会に付託されています。(資料01・03・04)

根拠

法律案の中身(要綱の項目ごと)

項目いま(要綱の注記)法律案のあと出典
企業・団体献金の個別の上限(第22条第4項)―同じ政党・同じ政治資金団体へは、年間の総額の限度額の5分の1まで資料02
企業・団体献金を受けられる政党支部(第21条)―届け出た「指定政党支部」だけ(都道府県の区域ごとに1つ)資料02
政治団体の寄附の総枠(第21条の3第5項)―年間1億円まで資料02
政治団体から同じ政治団体への寄附(第22条第1項)5,000万円2,000万円資料02
個人の寄附の税の控除(附則第2条・検討)控除率100分の30・対象は政党と政治資金団体控除率を100分の40以下の範囲で上げ、国会議員などの資金管理団体への寄附も対象に加えることを検討資料02
政党法制(附則第3条・検討)―政党の組織・運営の法制度を検討。その法制度の適用を受けない政党は、企業・団体献金を受けられないようにする措置もあわせて資料02
施行(附則第1条)―2027年1月1日。指定政党支部の指定・届出・公表は2026年10月1日。検討の条は公布の日資料02

比べ方の注意

資料

資料の一覧(6件)
番号資料種類確かめた日
01衆議院「衆法 第221回国会 1 政治資金規正法の一部を改正する法律案」議案審議経過情報
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/keika/1DE2D1E.htm
参議院の議案のページ https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/gian/222/meisai/m222090221001.htm
公式資料2026-10-25(提出者 落合貴之君外四名・提出会派 中道改革連合・無所属、国民民主党・無所属クラブ。衆議院の付託 2026年10月5日 政治改革に関する特別委員会。審査終了・審議終了の欄は空。参議院のページの提出日 令和8年3月2日・衆継続)
02衆議院 同法律案の本文と要綱
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g22105001.htm
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/youkou/g22105001.htm
公式資料2026-10-25(要綱の第一〜第三と、本文の附則を読んだ)
03国会会議録 衆議院 政治改革に関する特別委員会 2026年6月15日 #104・#106・#107
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122104575X00320260615/107
会議録2026-10-25
04国会会議録 衆議院 政治改革に関する特別委員会 2026年7月24日 #3・#4(閉会中審査の申出)
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122104575X01220260724/3
会議録2026-10-25
05国会会議録 衆議院 政治改革に関する特別委員会 2026年6月18日 #1・6月22日 #1・6月23日 #1(各案を一括して議題にした委員長の発言)
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122104575X00520260618/1
会議録2026-10-25
06国会会議録検索システム
https://kokkai.ndl.go.jp/
会議録2026-10-25 19時台に、会議の一覧の API で第222回国会を検索。28件。政治改革に関する特別委員会は10月5日の1件だけで、この法律案を審議した会議録は0件

国会のやりとり

字は国会会議録のとおりです。[中略]の所は、会議録の字を省きました。

2026年6月15日 衆議院 政治改革に関する特別委員会(資料03)

落合貴之 議員(提出者・中道改革連合・無所属)趣旨説明 #107

ただいま議題となりました中道改革連合・無所属及び国民民主党・無所属クラブ共同提出の政治資金規正法の一部を改正する法律案につきまして、提出者を代表して、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。
[中略]
まず、企業・団体献金について、個別制限を創設し、同一の政党又は同一の政治資金団体に対しては、資本金の額や組合員数等に応じて定められる年間総枠限度額の五分の一に相当する額を超えることができないこととしております。
次に、企業・団体献金の受皿規制です。政党は、企業・団体献金を受けることができる政党支部として、一の都道府県の区域を単位として設けられる支部を、その区域につき一に限り、指定できるとした上で、その指定政党支部以外の政党支部が企業・団体献金を受け取ることを禁止します。
第二に、政党及び政治資金団体以外の政治団体の寄附の規制強化です。その他政治団体のする寄附について、年間一億円の総枠制限を設けるとともに、同一の政治団体に対する年間二千万円の個別制限を課すこととします。

2026年7月24日 衆議院 政治改革に関する特別委員会(資料04)

美延映夫 委員長(日本維新の会)#3

[中略]落合貴之君外四名提出、政治資金規正法の一部を改正する法律案[中略]以上の各案件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

美延映夫 委員長(日本維新の会)#4

御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。[中略]

会派の名前は、会議録の会派の欄のとおりです。6月18日の質疑と22日の参考人の意見と23日の自由討議の会議録は、資料の表のリンクから読めます。2026年10月25日の時点で、第222回国会の会議録のうち、この法律案を審議した会議は0件です。

経過

日付出来事出典
2026年3月2日提出(参議院のページの提出日)資料01
2026年6月15日政治改革に関する特別委員会で、ほかの2つの法律案と一括して趣旨説明資料03
2026年6月18日・22日・23日質疑・参考人の意見聴取・自由討議(各案を一括して議題)資料05
2026年7月24日委員会が閉会中審査を議長に申し出ることに決めた資料04
2026年10月5日第222回国会で、政治改革に関する特別委員会に付託資料01
2026年10月25日現在衆議院の審査終了・審議終了の欄は空資料01
この後委員会・本会議の採決と会派の賛否は、衆議院の記録に載ったらここに足します資料01

訂正の記録

なし

確かめた所と読むときの注意

確かめた所

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